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2011年 08月 06日
昨年度の茨城県商店街活性化コンペにて、笠間稲荷門前通り商店街協同組合が優秀賞を受賞した事業ですが、「狐の嫁入り」だけでなく、「くるみかご復活プロジェクト」も進行していました。当初は、昭和40年頃まで存在していた土産品である「くるみかご」を調査、検証し、可能であれば土産品としての現代版「くるみかご」を復活させることを目標としていました。狐の嫁入り時には、貴重な当時の「くるみかご」と、竹籠の試作品を展示する事ができました。しかし、単に「くるみかご」を復刻するのではなく、現代ならではのものを考えること、また、商店街全体で展開する事ができること、などを前提に検討を進めていくと、なかなかスムーズに事は運びませんでした。門前通り商店街は、笠間稲荷神社を中心とした観光地としての面もあれば、地元の買い回り店としての面も併せ持つ、少し特殊な商店街です。各商店独自の土産品と言っても、それらを一つのパッケージでまとめる事は簡単なことではありません。具体的なものから、コンセプト的なものまで、様々な手法を検討した結果、最終的に落ち着いたポイントは「くるみかご」から「くるむ(本来は胡桃ですが)」をキーワードとして、商店街の情報誌と包装紙を兼ねた瓦版、使い勝手などの検討用試作品としての手拭いと風呂敷を作成し、今後の復活プロジェクト展開のスタートとすることになりました。これらのアイテムの中から、瓦版について少しだけお伝えします。
右側に商店街の情報を、左側に商店街の地図を掲載した瓦版です。 くるみかご復活プロジェクトですから、名称も門前くるみ版となりました。また、情報誌としてだけでなく、包装紙として各商店での商品を「くるむ」ことができることも想定しています。左右二面構成になっているのは、商店街マップとして使われるだけでなく、情報誌の部分も内容を更新していく可能性を考慮しての結果です。カサツクも一緒に製作作業を行いましたが、門前くるみ版の編集作業を通して、自分達の商店街の歴史や流れを深く知ることで、今まで見えてなかった部分が見えることもあるかと思います。商店街を訪れる方々のためだけでなく、商店街のためにも有効に活用していけるものだと思います。 コンペの事業については、以上が結果報告となりますが、門前くるみ版ができあがり、これから春の観光シーズンへ向けて様々な準備が動いていたその時に、あの3月11日が訪れました。市内でも特に歴史のある=古い建物の多い門前通り商店街では、震災の被害も大きなものがありました。それでも、復興に向けて商店街の方々は動き出し、4月24日には商店街復興イベントが開催されました。 そして、今年度の商店街活性化コンペ事業にも復興タイプとして事業企画案を申請し、なんと二年連続で見事に優秀賞を受賞しました。事業名は「上を向いて歩こう!笠間!~花と笠間焼と門前市」で、 「上を向いて歩こう笠間」をキーワードに、震災を機に痛感した地域の繋がりの大切さをベースに、大きな被害を受けた商店街や笠間焼復興に向けた取り組みとして,季節の花と笠間焼とを組み合せることによるもてなしと「門前市」の復活により,復興と活性化を図ることを主旨とした事業です。なお、門前市は7月からすでに開催されており、8月は13日(土)に開催されます。花と笠間焼についても今月から進めていく予定とのことですので、カサツクでも今後の経過をお伝えしていきます。
by kasatsuku
| 2011-08-06 22:49
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